Gilden Kolsch

そもそもケルッシュとはケルンで醸造しているだけのビール
のことかとういうとそうではなく、特徴としては低温で上面
発酵したビールなんですよ。普通は上面発酵は常温での発酵
になるわけですがラガービールと同じように低温に下げます。
ですのでビールの味わいも性格もどちらももちあわせている
という感じですね。基本的にはラガービールのキレとのど越
しの良さがありアルトビールのようなフルーティな香りを
もちあわせてます。それとなんといっても最後にほどよ口に
残るホップの苦味が特徴でしょう。ソーセージやポテトなど
の軽食って感じのものにとてもよく合うと思います。最後に
残る苦味がこのような食べ物をほどよく引き立ててくれるの
で、とまらなくなりますね(笑)

さてこのギルデンなんですが、グラスがジョッキーになっているでしょ(笑)ギルデンの看板があるレストランで夕食をと思いそこでメニューに大があるのでそれを注文したんですよ。
それで運ばれてきたのがこれだったのですが、普通の何も書かれていないジョッキーできたので「ほんとにこれギルデン？」って感じ(笑)それでこれがどうも気に入らなくてとりあえずこのビールを飲んで次の店を探すことにしました。大を注文したもののそもそもケルッシュをこのようなジョッキーで飲むのかどうか疑問をもってしまったんですよね。まぁ醸造所直営の店じゃないのでこうなのかもしれませんが。

ビール自体はたぶんケルッシュですのでギルデンだとなと思うんですがどうなんだろう(笑)
のど越しがとてもよくてそれでいてコクはしっかりあるという感じですね。最後に残る苦味もどちらかというとはっきりしてました。

馴染みせし 雑踏過ぎ行く 思い湧き

　　Gilden Kolsch　500ml　03年8月