Fruh Echt Kolsch

omusubi72005-02-22

ケルッシュシリーズ最後のビールはこのフルーフで締めくくり
ましょう。私がケルンで飲んだケルッシュの中ではこれが一番
のお気に入りでした。それに醸造所直営ビアホールで飲んだと
いうこともありビールの質もよかったかもしれませんけど。


この店は偶然にみつけたのですがビール好きの嗅覚というもの
でしょうか(笑)ケルン大聖堂の横手2本ぐらい川のほうへ行っ
た道筋のありメイン通りから少し中へ入ったところです。
それにしても大変賑わっており、旅行者の方も多かったですが
地元の方らしき人も多いようでした。とっても雰囲気のいい
店構えでこれぞドイツのビアホールという重厚かつ落ち着いた
様相はそれだけでも美味く思わされてしまいますね(笑)


たいへん込んでいましたのでしばらく待ってましてやっとテラス席のテーブルが空いたので座ることができました。4人がけだったこともあり、相席となったのですがそのドイツ人らしき方にこれはなんと読むのか聞きました。カタカナ表記するとこんな感じなんですが最後のフは聞こえるか聞こえないか息だけがでているのかそんな発音でした。


さてケルン最後の晩餐はここでと決め手、帰りの列車の時刻を確認しておき、ゆっくりと腰をすえて楽しみました。200mlのグラスなのでゆっくりいただいてもすぐになくなってしまいますが、すぐに新しいものを置いてくれます。なんとなくビールのわんこそば状態(笑)
テーブルに置かれたコースターに飲んだ数を線引いて行くんですよ。それで飲んだ数がわかるということです。


ケルッシュの中でこのフルーフが一番気に入ったのはすがすがしい香りとあとに残るホップの苦味はケルッシュならどれも味わえるのですが、キレがいいだけではなくて少し口の中での膨らみ感じたというかそのバランスがとても絶妙だなと思ったからなんですよ。とても繊細ななかにケルッシュらしさを兼ね備えていると思いました。

そよ風に 微かになびく 蓮華草

  Fruh Echt Kolsch 200ml 現地価格約1,5€ 03年8月