Flekovsky

U zlateho tygraを後にして町をブラブラしながら次のピヴニツェ
を目指します。プラハの有名店といえばこのウ・フレクーですが
前回プラハに来たときにこの店へ行くつもりをしていたのですが
地図の記載がおかしかったのかとうとうたどり着けず断念したん
ですよ。ですので今回は絶対に行かなくてはと思ってました(笑)
で今回は別に問題なく店をみつけることができました。少し静か
な通りにあり、入り口付近には大きな時計があります。

このウ・フレクーは1499年からビール醸造がおこなわれていたということなのでかなり歴史と伝統のあるピヴニツェです。それからピヴニツェといってもここで出されるビールはこの店で醸造されている自家醸造ビールだけなのでピヴォヴァル(醸造所)でもあるわけです。ここでだされる自家醸造ビールはトゥマーヴェ(黒)の１種類だけなんですよ。自家醸造ビールということで生産量もあまり多くないと思いますからここでしか飲めないんじゃないかな。

ということでこのビールを早速に注文しました。自家醸造だからなのか少し値段は高めでしたが高めといってもあくまでもチェコでの価格を基準にしてですが(笑)このビールはチェコのダークラガーにしては珍しく、酸味を強く感じますし、焙煎の香りもしっかりとしていますのでクセのきついというかインパクトのあるダークラガーですね。チェコのダークラガーは比較的マイルドな雰囲気のものが多いのですがそういう意味でも個性がありますね。甘めの部類に入ると思いますが甘目と酸味強みのバランスがこのビールの特徴だと思います。

古き良き 今に伝えて 再認知

　　Flekovsky　400ml　現地価格49Kc　05年7月28日